競技レベルで練習量が多いミニバスチームに所属する我が子のため、普段の食事の栄養バランスに気を付けるのはもちろんですが、栄養不足を補う意味でジュニアプロテインを飲んでいました。
私の場合なにが正解なのかわからず右往左往しましたが、同じような経験をされている保護者の方もいらっしゃると思いますので、私の調べた内容を共有したいと思います。
練習量と身長と筋力の相関
詳細にファクトチェックを行ったわけではありませんが、ハードな練習をする強豪といわれるチームほど、ミニバスでは低身長な選手が多いような肌感覚は実際に私の中にあります。
そこで、身長と筋力と運動の関係の諸説をいくつか調べたのでピックアップします。
- “筋トレや運動は成長ホルモン分泌を促すため、身長が伸びやすくなる”(引用元:https://tokyo-seikeigeka.jp/column/musculus-height)
- “栄養を吸収したとしても、優先的に筋肉に栄養がいってしまう可能性が高くなり、その分身長を伸ばす栄養が足りなくなってしまう恐れがあります。”(引用元:https://tokyo-seikeigeka.jp/column/musculus-height)
- “「子供の頃筋力トレーニングを行うと身長が伸びない」説には統計的な裏付けはありません。”(引用元:https://athlete-ss.com/muscle-training-and-height/)
- “世界的に権威のあるストレングス&コンディショニングの教育団体「National Strength and Conditioning Association(NSCA)」の最新版ポジションステートメント『青少年のレジスタンストレーニング』によると、ジュニア時期において、レジスタンストレーニング(筋トレ)が身長の伸びを阻害する影響はないと述べています。”(引用元:https://www.descente.co.jp/media/editors_picks/feature/26145/)
まとめ
競技レベルのような過度なトレーニングでなければ身長への影響はなさそうですが、逆に過度なトレーニングでは、ストレスなど他のさまざまな影響を加味する必要がありますが、身長への影響は考慮する必要がありそうです。
伸び盛りに必要な食事と栄養
ミニバス選手に限らずですが、日本人に慢性的に不足しがちな栄養素は「カルシウム」です。「カルシウム」は歯や骨を作ることで知られていますが、筋肉の収縮を増す働きもあるようです。
そしてカルシウムの吸収を阻害するのがインスタント食品やスナック菓子、炭酸飲料に含まれる「リン」です。
さらに、カルシウムの吸収を助けるのが「ビタミンD」です。「ビタミンD」が不足すると骨が柔らかくなってしまいます。
「ビタミンD」は日光を浴びることでも生成されますが、バスケは室内競技なので積極的に日光浴を行ったほうが良いのかもしれません。
身長との間で最も相関関係があるとされているのが「タンパク質」です。「タンパク質」は骨や筋肉などを作るのはもちろんですが、免疫力も高めるので、成長期の子供には特に重要と言われています。
カルシウムとビタミンDとタンパク質が多く含まれる食べ物
食べ物 | カルシウム | ビタミンD | タンパク質 |
---|---|---|---|
乳製品 | ○ | △ | ○ |
魚介類 | ○ | ○ | ○ |
大豆製品 | ○ | × | ○ |
卵 | × | ○ | ○ |
緑黄色野菜 | ○ | × | × |
ジュニアプロテインのおススメの飲み方
練習後30分以内が体づくりや疲労回復には効果的と言われています。これは運動直後はエネルギーが不足していたり、破壊された筋肉を身体が修復しようとしているためです。
また、タンパク質は一度にたくさん吸収できないので、食事と食事の間にプロテインを飲むことで効率的に吸収しやすくなります。
さらに、体温を上昇させる効果があるため、朝飲むことで一日の活動による代謝を高めます。