審判に対する規定はそれほど多くありませんが、公式戦で審判をやる場合は規定の服装を用意しなければなりません。
上半身は審判用として決められたシャツを着用し、パンツ、靴下、シューズは黒色と決まっています。
ここ数年は、感染症対策として、バスケの審判はホイッスルを咥えながらマスクをする必要があるため、カラスのくちばしのように見える変わったマスクを着用することが多いですが、2022年7月25日現在、だいぶ品薄な状況となっているようです。
また、公式戦では使えませんが、感染症対策として、電子ホイッスルも必携のアイテムと言えるのではないでしょうか。
バスケの審判は、場合によっては選手以上にコート上を走り回るわけですので、特に夏場は本当に過酷な仕事だと思います。熱中症対策や少しでもストレスや疲労を溜めないために服装や道具にこだわりを持って選ぶ必要があるのではないでしょうか。
審判用ホイッスル
審判用マスク
審判用ユニフォーム
セカンドユニフォーム
セカンドユニフォームの公式戦での着用が認められるようになりました。セカンドユニフォームとは、要するに夏服のことです。薄手のシャツにハーフパンツです。
①原則夏季のゲームに限り、JBA 公認の「セカンドユニフォーム上下」の着用を可とする。
②原則都道府県大会ベスト16以上の公式大会については、従来のJBA 公認ユニフォームを着用する。
③「セカンドユニフォーム」着用の場合は上下ともセカンドユニフォームとし、審判クルーで同じユニフォームを着用する。
④「セカンドユニフォーム」着用の際のソックスは黒色とする。
“2022 バスケットボール競技規則” より抜粋
セカンドユニフォームが導入されたとき、知り合いの審判の方がすごく喜んでいたのを覚えていますが、実際に公式試合でセカンドユニフォームを着ている審判を正直あまり見たことがありません。
セカンドユニフォームでなく夏服として、夏はこっちがファーストユニフォームにするぐらいのルールにならないと難しいのかもしれませんね。