【タイマーの任務】~今更聞けないタイマーの仕事(ミニバス対応)~

本記事はテーブルオフィシャルズ(TO)の中の「タイマー」について説明します。特にタイマーの仕事やタイマーの使い方がまだまだ不安な「タイマー初心者」の方に向けて、できるだけ簡易に噛み砕きました。

タイマー
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タイマーの仕事

1.試合時間(ゲームクロック)を計る

インターバル1Q インターバル2Qハーフタイム3Q インターバル4Q インターバルOT
一般20分10分2分10分10分10分2分10分2分5分
ジュニア
U15(中学生)
20分10分2分8分10分8分2分8分2分3分
ミニバス
U12(小学生)
20分6分1分6分5分6分1分6分1分3分
  1. ゲーム開始20分前:ゲーム前のカウントダウンが動いているか確認する。
  2. ハーフタイムとインターバルを計る:審判が各クォーターの終了を示したとき、第1クォーターと第2クォーターの間、第3クォーターと第4クォーターの間のインターバルは2分間(ミニバスは1分間)、第2クォーターと第3クォーターの間のハーフタイムは10分間(ミニバスは5分間)を計る。
  3. 試合開始と後半開始を知らせる:試合開始前、または第3 クォーターが始まる3 分前と1分30 秒前(ミニバスは1分前)にブザーを鳴らす。ハーフタイムが終了したときに速やかにブザーを鳴らす。
  4. インターバルの終了を知らせる:第2クォーターと第4クォーター(および各オーバータイム)が始まる30秒前にブザーを鳴らす。インターバルが終了したときに速やかにブザーを鳴らす。
  5. 各クォータータイムをセットする:インターバルやハーフタイムが終了したとき、ゲームクロックの表示を新たなクォーターの10分(ジュニアは8分、ミニバスは6分)またはオーバータイムの5分(ジュニアとミニバスは3分)にセットする。

試合中にゲームクロックを止めるタイミング

ゲームクロックを止める
ファウルでゲームクロックを止める
  • 各クォーター、各オーバータイムの競技時間が終了したとき。
  • ボールがライブのときに、審判が笛を鳴らしたとき。
注意

審判の笛が聞こえづらい場合、審判のゲームクロックを止めるシグナルをよく見ておくこと

  • タイムアウトのとき。
補足

タイムアウトが認められるタイミング

  • タイムアウトを請求していたチームの相手チームがフィールドゴールで得点したとき
  • シュートが成功したあと、得点されたチームがボールをライブにする前にタイムアウトを請求したとき
  • タイムアウトは先に請求したチームに認められるが、両チームから請求がある場合、フィールドゴール後のタイムアウトは得点されたほうのチームが優先される。
  • 第4 クォーター、各オーバータイムの2:00あるいはそれ以下を表示している場合、フィールドゴールが成功したとき。(ただし、ミニバスは対象外)
  • ショットクロックバイオレーションのとき。(チームがボールをコントロールしている状態で、ショットクロックのブザーが鳴り、審判のシグナルがあったとき)
重要

ゲームクロックを止めた瞬間に手を開いて頭上に上げる。

ゲームクロックをすぐに動かし始めないときは、上げた手を一旦下ろしてもよい。この場合、他のメンバーがゲーム再開の準備が整ったこと、交代があった場合にはコート上のプレーヤーが5 人ずついるかを確認して、再び手を上げる。フリースローの場合、最後のフリースローのボールがライブになったときに手を上げる。(後にスローインまたはフリースローが続く場合を除く)

  • ゲームクロックを止めた瞬間にショットクロックオペレーターと一緒に「ストップ」と声に出し、正しく止まっているかを目視で確認する。
  • ゲームクロックを止めるのが遅くなってしまったり、フリースローバイオレーションやスローイン前のファウル等で動かしてしまったときは、審判に知らせてからゲームクロックの修正を行う。

試合中にゲームクロックを動かすタイミング

ゲームクロックを動かす
  • ジャンプボールの場合、正当にジャンパーがボールをタップしたとき。
  • 最後のフリースローが成功せず、引き続きボールがライブの場合、ボールがコート上のプレーヤーに触れたとき。
  • スローインの場合、コート上のプレーヤーがスローインされたボールに正当に触れたとき。
重要

ゲームクロックを動かし始める瞬間に、上げていた手のひらを握って下ろす。

各クォーター及びオーバータイムの開始時は、コート上のプレーヤーが5 人ずついるかを確認して、ボールがライブになる前に手を上げておく。

  • ゲームクロックを動かす前に、残り時間を声に出して確認する。
  • ゲームクロックを動かし始める瞬間に、ショットクロックオペレーターと一緒に「スタート」と声に出し、正しく動いているかを目視で確認する。

2.タイムアウトの時間を計る

タイムアウトのシグナル
  • タイムアウトが認められる時機になったら、ブザーを鳴らし、タイムアウトのシグナルを示す。(ただし、タイムアウト請求時のブザーは正式にはスコアラーの任務)
  • 審判が笛を鳴らし、タイムアウトのシグナルを示したときに、タイムアウトが始まるので、ストップウォッチで60秒(ミニバスは45秒)を計測する。
  • タイムアウト終了10秒前を知らせるブザーと、タイムアウト終了を知らせるブザーを鳴らす。
備考

ストップウォッチが無い場合は24秒計を使って計測することもあります。(以下は24秒計を使った計測例)

  • 一般の場合:20秒+20秒+20秒=60秒
  • ミニバスの場合:5秒+20秒+20秒=45秒
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参考文献

“TOマニュアル簡易版” 2021年7月(公財)日本バスケットボール協会 TO委員会
“Table Officials Manual 2021" (公財)日本バスケットボール協会

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