【ユニフォームの色とベンチサイドの規則】~ミニバス保護者必須の心得~

※2023年3月19日:試合開始前のウォーミングアップについて2022 FIBAバスケットボール競技規則 変更点サマリー 20220810の内容を盛り込み。

「どの色のユニフォームを子供に着せればいいのか?」

「どこで試合を観戦すればいいのか?」

子供がバスケをはじめたばかりで慣れないうちは、保護者が必ずぶつかる疑問ではないでしょうか。

本記事はそんなバスケをはじめたばかりでもわかるように簡潔に説明します。

注意事項

ただし、どのチーム、あるいはどの地域のどの大会でも同じように本記事に記載された規則に従って行われるとは限らないため、慣れないうちは必ずあらかじめ同じチームの保護者やスタッフに確認しましょう。

次の試合のユニフォームの色は?

試合当日は最初の対戦で着用するユニフォームを着て会場に向かうのが一般的ですが、淡色、濃色どちらのユニフォームを着るのが正解なのでしょうか。

ユニフォームの濃淡
  • 試合の対戦表(トーナメント表、リーグ表、タイムスケジュール表)で左側(上側)に書かれているチームまたはホームチームは淡色のユニフォームを着用します。
  • 逆に対戦表(トーナメント表、リーグ表、タイムスケジュール表)右側(下側)に書かれているチームまたはビジターチームは濃色のユニフォームを着用します。
補足

1日に何試合も行うときは、お互いに前の試合と別のユニフォームに着替えなければならないケースが起こり得ます。そういう場合は対戦チーム同士の話合いなどにより必ずしもこの規則通りにならないことがたまにあるので注意しましょう。

公式ルール

4-3-3 各チームは、シャツを2セット以上用意しておかなければならない。

【補足】「2セット以上」とは濃淡それぞれ2セットである。ただし国内大会においては、大会主催者の考えにより決定することができる。

そのうえで:

・プログラム上で最初に記載されているチーム(またはホームチーム)は淡色のシャツを着用する。(白色が望ましい)

・プログラム上で2番目に記載のあるチーム(またはビジターチーム)は濃色のシャツを着用する。

・ただし、両チームの話し合いで双方が了解した場合は、シャツの色の濃淡を交換することができる。

“2022 バスケットボール競技規則 (公益)日本バスケットボール協会 2022 年4 月1 日施行” より引用

どっちが自チームのベンチ?

  • 淡色ユニフォームのチーム(ホームチーム)はTO席から見て左側がチームベンチになります。
  • 濃色ユニフォームのチーム(ビジターチーム)がTO席から見て右側がチームベンチになります。
補足
  • ユニフォームの色と同様に、連続して試合をするときなどは、話し合いによりわざわざベンチサイドを変えないこともあるので注意しましょう。
  • 基本的に、試合前のウォーミングアップは、相手チームベンチ前のハーフコートで練習を行います。
  • 競技規則が変更されて、試合前のウォーミングアップは、自チームベンチ前のハーフコードで行われます。

3.第9条 ゲーム、クォーター、オーバータイムの開始と終了

<変更点の概要>

チームが攻撃するバスケットと、ゲーム開始前のウォーミングアップを行うバスケットに関する変更です。スコアラーズテーブルからコートに向かって左側のバスケットは相手チームのバスケットとなり、自チームは前半そちらのバスケットを攻撃することになります。またゲーム開始前のウォームアップを自チームのチームベンチ前のハーフコートで行うことになります。

引用元「「2022 FIBAバスケットボール競技規則 変更点サマリー 20220810」

どっちのサイドで観戦するの?

保護者など試合を観戦する方は、自チームのベンチの向かい側か、同サイドのスタンド等で観戦するのが一般的です。

  • 淡色ユニフォームのチーム(ホームチーム)の応援や観戦はTO席に向かって右側(チームベンチの向かい側)になります。
  • 濃色ユニフォームのチーム(ビジターチーム)の応援や観戦はTO席に向かって左側(チームベンチの向かい側)がチームベンチになります。
補足

会場によっては応援場所が決められていることがあるため、それぞれの会場で決められた場所で応援するのが大前提ですが、特に公式ルールがあるわけではありません。
ただ、同じチームを応援する人が決められた場所に集まって一体となって応援するのは、比較的どの競技でも同じですよね。

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