バスケのタイマーの使い方は、デジタルネイティブの子供達にとってそれほど苦も無く自分たちで教え合って勝手に学んでいきますが、保護者にとってのデジタルタイマーの操作は実際に操作する機会が少ない上に、教えてくれる人があまりいないので、それなりにハードルが高いのではないでしょうか。
また、タイマーは高機能なので、細かい操作までは知らないことが多いのではないでしょうか。特に14秒リセットの操作方法など知っていると精度の高いカウントにも繋がるため覚えると便利です。
というわけで、今回は突然タイマー操作をやる羽目になった保護者やミニバスでTOを実際にやる子供たちに向けて、タイマーの操作方法をどこよりもシンプルに解説します。
マメ知識
一般的によく使われる「デジタイマ」というのは実はモルテンの製品の商品名(登録商標)です。ちなみに間違えやすいですが「デジタイマー」でなく「デジタイマ」が正確な登録商標です。
モルテン製が使われることが多いため、そのモルテン製「デジタイマ110X」 UX0110の操作方法を代表で説明します。
メインタイマーの操作
主にタイマーが使う操作部です。試合時間のスタート/ストップを行います。
試合時間を設定する
- カウント停止中[クリア]キーを押すと試合時間を設定するモードになります。
- [+]キーを長押ししてクォーター時間を設定したら、[リセット]キーを押して決定します。
- 次に[+]キーでインターバルを設定して、[リセット]キーで決定します。
- これを繰り返します。
サブタイマーの操作
主にショットクロックオペレーターが使う操作部です。ショットクロックの操作を行います。
14秒リセット操作のコツ
- シュートしたボールがリングに触れたら[リセット]キーを押し続けます。
- ディフェンスの選手がリバウンドを取ったら[リセット]キーを離します。(24秒リセット)
- オフェンスの選手がリバウンドを取ったら[リセット]キーを押し続けたまま[14秒▶]キーを押して、同時に離します。(14秒リセット)
得点の操作
主にアシスタントスコアラーが使う操作部です。得点を入れたり、オルタネイティングポゼッションアローを切り替えたりします。
ポイント
- [コートチェンジ]キーを押すと、得点表示が左右入れ替わるだけでなく、オルタネイティングポゼッションアローも入れ替わります。
- [得セット]キーはバスケでは基本的には使用しません。