【シュートのリズムを整える】~試合になるとシュートが入らない選手へ~

練習ではすごくシュートが入るのに試合になると入らなかったり、ここぞという場面で入らない選手のために、他のスポーツでの事例を踏まえて、その原因と対策についてまとめます。

フリースローなどの場面では、ルーティーン(習慣)を作ることが大切だと思いますが、動きながらのシュートにおいては、なかなか「ルーティーン」を作ることが難しいと思うので、本投稿では、ルーティーンと似た効果がある「リズム」について考えてみます。

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練習では入るのに試合になると入らなくなる原因

試合入らなくなる原因は、試合においては、「ディフェンスのプレッシャーがあるからでしょうか?」「自分に自信が無くて弱気になっているからでしょうか?」それとも、「やる気が強すぎて力み過ぎているからでしょうか?

いずれにしても、様々なプレッシャーが原因になっていると考えられます。

  1. 相手や環境からの物理的なプレッシャー
  2. 緊張や不安や焦りなどネガティブな精神的なプレッシャー
  3. 期待や強い願望、どうしても決めたいといったポジティブな精神的なプレッシャー

なぜ、プレッシャーがかかるとシュートが入らなのか

プレッシャーがかかるとシュートが入らないのは、当たり前すぎて、「自分はプレッシャーに弱い人」というレッテルを貼ってあきらめてしまっている人が多い気がします。

しかし、多かれ少なかれ、試合に出場する選手には皆プレッシャーがかかります。では、なぜ自分だけがシュートが入らないような気がするのでしょうか。

端的に言うと、メンタルが強いか弱いかの違いですが、言い換えると、自信に満ち溢れてシュートをバンバン決める選手と、おどおどしてなかなかシュートを決められない選手の決定的な違いは、周りの影響がどれだけシュート動作に影響するかの違いではないかと思います。

まず、当たり前のことですが、毎回同じ動きができれば、同じ距離からのシュートなら必ず入ります。

だから、ゴルフも野球など他のスポーツでも同じですが、まずはフォームを固めます。毎回違う打ち方や投げ方をしていたら、コントロールがブレるのはむしろ自然なことです。

つまり、シュートを決めるために、まずフォームを固めることは大前提となります。

しかし、いくらフォームを固めても試合になると、毎回同じ動きをすることが難しくなります。それが「プレッシャー」の影響です。

  • ディフェンダーが近づいてくると、早く打たなければという思いから、普段よりも早く動こうとします。
  • 自信が無くてシュートを打つかどうか迷えば、ドリブルストップのタイミングがわずかに遅れたり、あるいは最後のドリブルが弱くなったり、リング見るよりも味方へのパスを探す時間が長くなったりして、練習どおりのタイミングでシュートが打てなくなります。
  • 絶対に決めなければならない場面では、どうしても特に肩や腕に余計な力が入ります。力が入れば腕や肩はスムーズに動かなくなります。動きが制限されればコントロールができないだけでなく、飛距離も落ちます。

つまり、プレッシャーに弱い人はこれらに対する対処を知らないからプレッシャーに弱いとも考えられます。逆にこれらに対する対処ができればプレッシャーに強くなれるというわけです。

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他の競技に学ぶプレッシャーの制御方法

「ゴルフ」でのプレッシャー制御方法

狙った場所にボールをコントールする競技と言えば代表格はゴルフではないでしょうか。

ゴルフでプレッシャーに負けずに実力を発揮するために、よく言われることは、

まず、「ルーティーン」です。これは比較的広く様々な競技で行う手法ですが、いつも決まった動作で構えて打つことで、余計な思考を排除し、日頃の練習通りの成果を発揮しやすくします。

「明日天気になあれ」というゴルフ漫画で、チャーシューメン!と言いながら打つシーンがあり、すごく有名になりましたが、あれも一種の「ルーティーン」と言えます。

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それと、ゴルフでは、構えたとき、ピタッと止まっているようで、実は常にどこか動いています。ゴルフの構えでは、「止まらないこと」が重要と言われています。止まっていると、どんどん余計な力が入ってしまい、スイングの再現性が損なわれるためです。

また、基本的に「全力でクラブは振りません。」当たり前ですが、全力でクラブを振るとボールは飛ぶかもしれません(力みを伴えば逆に飛ばない)が、コントロールが乱れるからです。

「野球の投手」のプレッシャー制御方法

野球の投手には、プレッシャーのかかる場面で制球力が乱れる選手と乱れない選手がいます。

野球ではよく「テンポよく投げろ」と言われます。打者に考えさせないとか、守備のリズムが良くなるとか様々な効果があるのですが、一番の目的は自分自身が気持ちの良いテンポをつくることで、「ルーティーン」化し、制球を安定させます。

それと、投手は「足腰を鍛えろ」と言われます。これは安定したフォームを手に入れて、制球力を高めえるためです。つまり、プレッシャーがかかる場面で、踏み込みが浅くなったり、軸がブレたりしないようにすることを意味します。

また、野球の投手も、ここぞという場面以外は「全力で投げません。」

「サッカーのPK」のプレッシャー制御方法

プレッシャーがかかるという意味ではサッカーのPKには強いプレッシャーがかかります。なぜかというと、勝敗がかかっている場面が多いことと、PKはキッカーが圧倒的に有利なため、シュートが入って当然と周囲から見られるからです。

また、より強いプレッシャーがかかるため、実力がある選手ほど重要なPKを外してしまう傾向があります。

まず、「ルーティーン」は他のスポーツと同じく大切だと言われています。助走距離やスピードなどを一定にして、キーパーの揺さぶりなどに動じないよう、余計な思考を排除します。

次に、「低く、強いボールを蹴る」ことです。ゴールポストぎりぎりを突いた低く強いボールはわかっていても取れません。全力で蹴ると、低く強いボールを蹴ることはできないので、少し抑えて蹴ることになります。

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プレッシャーに強くなる方法

これらのことから、バスケにおいてプレッシャーに強くなるには、どうしたら良いかと考えてみると、

  1. フォームの固定(安定)
  2. 力を抜くこと(脱力)
  3. ルーティーン(習慣)

他のスポーツと同じくこの3つが重要になってくると思います。

とはいえ、力んでいる選手に力むなと言っても無駄だし、そもそも動きの中で「ルーティーン」を作ることは不可能です。

そころで「リズム」を意識してみてほしいというわけです。先述した、ゴルフの「チャーシューメン!」からヒントを得ているわけですが、練習で身体に刻み込んだ「リズム」を動きの中で再生することで、動きの中のシュートでも、常に一定の力加減、フォームやタイミングで打つことが可能になります。

つまり、「リズム」を意識して一定に保つことは、動きの中における「ルーティーン」の役割を果たします。

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「リズム」を意識する効果

  • シュートが打てるディフェンスとの適切な距離感がわかる
    おのずとそのスペースを作り出す技術を習得するのに役に立つ
  • ストップの時の足の運びが一定になる
    足の幅、向きなど。たとえ理想のストップができず、ズレてしまったときにも修正力につながる
  • シュート前の最後のドリブルの強さが一定になる
    ディップの位置や膝の曲げ方などの安定につながる
  • ディップの位置が一定になる
    ディップの位置はそこからリリースまでのボールの動きの速度と角度に直接影響する
  • シュート前のドリブルのスピードやジャンプの高さが一定になる
    ジャンプが流れてしまったり、高さが違ってしまうと、リリースのタイミングも複雑になる
  • ディップの位置あるいはシューティングテーブルで構えた位置からリリースまでの腕の運びと速度(リリースまでのボールの軌道)が一定になる
    毎回違う軌道では、いくら指先の感覚が優れていてもそれを台無しにしてしまう

リズムとシュートに関する動画

リズムでシュート安定させる! Part2 #basketball #shoot #rhythm
“高橋亮介GRANZバスケアカデミー【GRANZ.TV】”Youtubeチャンネルより引用

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