【テーブルオフィシャルズ(TO)ガイド】~スマホで見られるミニバス対応版~

※2022年1月10日 「TO道具の紹介(しょうかい)」を追加
※この記事は「ミニバス対応」のため、できるだけ小学生がわかる言いまわしやことばを使っています。

テーブルオフィシャルズの子供たち(© 2021 Basketball Manual ~ doc778.com)
© 2021 Basketball Manual ~ doc778.com 
【↑イラストにタッチすると「リンク一覧」にジャンプします↑】
TOとは、英語では、Table Officials(テーブルオフィシャルズ)と書きます。試合時間を計(はか)ったり、ファウルを記録(きろく)したり、表示したりして、試合をスムーズに進めるために審判をサポートします。
この記事だけでテーブルオフィシャルズ(TO)のやり方がひととおりわかる簡易マニュアルです。スコアラー、アシスタントスコアラー、タイマー、ショットクロックオペレーターなどそれぞれの役割の詳細記事へもジャンプできます。

↓この記事全体の色分け↓

  • 全員でやること:黒色
  • ショットクロックオペレーター(サブタイマー)のしごと:緑色
  • タイマーのしごと:青色
  • スコアラーのしごと:赤色
  • アシスタントスコアラーのしごと:茶色
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テーブルオフィシャルズ(T.O)それぞれの主なしごと

名称主なしごと正式なルールや詳細を確認したいときは
ショットクロックオペレーター(サブタイマー)24秒(ショットクロック)をはかる
※ミニバスでは黄色(のこり10秒)と赤色(のこり5秒)の旗をふる
『24秒ルール』~ショットクロックバイオレーションの考え方~
タイマー試合のじかん(ゲームクロック)をはかる
・それぞれのクォーターのじかんをはかる
・インターバル(クォーターとクォーターの間のじかん)をはかる
・タイムアウトのじかんをはかる(一般:60秒、ミニバス:45秒)
【タイマーの任務】~今更聞けないタイマーの仕事(ミニバス対応)~
スコアラー1.スコアシートを書く
2.審判にタイムアウトや交代を知らせる
3.矢印(やじるし)(オルタネイティングポゼッションアロー)の向きを見せる
【スコアシートの書き方(2021年最新)】~JBAオフィシャルスコアシート~

【ミニバス用のスコアシートの書き方(2021年最新)】~JBAオフィシャルスコアシート~

【タイムアウトと選手交代】~一般ルールとミニバスルールの違い~

『オルタネイティングポゼッション』とは~ポゼッションアロー切換えタイミング~
アシスタントスコアラー1.得点を知らせる
2.ファウルを知らせる
3.スコアラーを助ける
【アシスタントスコアラーの役割】~テーブルオフィシャルズの要の仕事~
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試合前のしごと

1.試合の時間を知らせる

1.試合までの時間が表示されているかを確認する。

2.試合までのこり3分と1分30秒(ミニバスでは1分前)になったらブザーを鳴らす。

2.道具の確認

ショットクロックオペレーターが使う道具

  • 24秒をはかるタイマー(ショットクロック)がどこにあるか。特にストップ(継続(けいぞく))とリセット方法(14秒リセットと24秒リセット)を確認する。
補足

ゲームクロックとショットクロックのブザーは、異なる音色のものとする。それぞれ手動でも鳴らせることが望ましい。スコアラーのブザーは、さらに 2 つのクロックのブザーと異なる音色のものが望ましい。ただし、準備できないときは、ゲームクロックまたはショットクロックのブザーと音色を兼ねてもよい。

“TOマニュアル簡易版”より引用

タイマーが使う道具

  • 試合のじかんをはかる装置(そうち)デジタイマーなど)の動かし方を確認する。
  • インターバル(それぞれのクォーターの間のじかん)やタイムアウトをはかる道具(ストップウォッチなど)の動かし方を確認する。
補足

ゲームクロックとショットクロックのブザーは、異なる音色のものとする。それぞれ手動でも鳴らせることが望ましい。スコアラーのブザーは、さらに 2 つのクロックのブザーと異なる音色のものが望ましい。ただし、準備できないときは、ゲームクロックまたはショットクロックのブザーと音色を兼ねてもよい。

“TOマニュアル簡易版”より引用

スコアラーが使う道具

  • 矢印(やじるし)(オルタネイティングポゼッションアローの使い方や見せ方を確認する。
  • タイムアウトや選手交代のブザーの場所や鳴らし方を確認する。
  • 筆記用具(ひっきようぐ)(濃い色(黒/青) と赤色のボールペンがあるかどうかと、ちゃんと使えることを確認する。また、定規、付せん紙があるかどうかを確認する。
  • スコアシートとメンバー表があるかどうかを確認する。
補足

・ゲームクロックとショットクロックのブザーは、異なる音色のものとする。それぞれ手動でも鳴らせることが望ましい。スコアラーのブザーは、さらに 2 つのクロックのブザーと異なる音色のものが望ましい。ただし、準備できないときは、ゲームクロックまたはショットクロックのブザーと音色を兼ねてもよい。

・ポゼッションアローは、スコアラーズテーブルの上のみ(一箇所)に表示することを原則とする。ただし、複数箇所の表示の同期が保証され、大会主催者が承認する場合は、スコアラーズテーブル上を含む複数箇所の表示も可とする。

“TOマニュアル簡易版”より引用

アシスタントスコアラーが使う道具

  • 得点を表示する装置(そうち)デジタイマーなど)の動かし方を確認する。
  • 選手ファウル用の旗(はた)などの表示装置(ひょうじそうち)がそろっているかを確認する。
  • チームファウル用のファウルタワーなどの表示装置(ひょうじそうち)がそろっているかを確認する。
  • チームファウルペナルティの赤い標識などの表示装置(ひょうじそうち)があるかどうかを確認する。
  • 筆記用具(ひっきようぐ)(ボールペン)があるかどうかとちゃんと使えることを確認する。
  • メモ用紙やファウルシート(アシスタントスコアラーシート)があるかどうかを確認する。
補足

チーム名と得点が表示される電光式スコアボードは、前後半を通じて、チームAを左に、チームBを右に表示することを原則とする。対面に2台設置する場合も、鏡合わせの表示にはしない。

“TOマニュアル簡易版”より引用

3.そのほかに確認すること

  • [タイマーのしごと]それぞれのクォーターの時間(じかん)
  • [タイマーのしごと]インターバル(クォーターとクォーターの間) の時間(じかん)(タイマーのしごと)
  • [スコアラーのしごと]試合がはじまる時刻(じこく)
  • [スコアラーのしごと]試合会場(しあいかいじょう)やコートの名前(なまえ)
  • [スコアラーのしごと]コーチやチームのメンバーの名前(なまえ)

4.役割分担(やくわりぶんたん)を決める

道具や装置(そうち)の場所、それから経験(けいけん)などを考えて、誰が何を担当するするかを試合の前に決めておきましょう。

  • 矢印(やじるし)(オルタネイティングポゼッションアロー)は誰が担当するか。(本来はスコアラーが担当する)
  • 得点を表示する装置(そうち)は誰が操作するか。(本来はアシスタントスコアラーが担当する)
  • ファウルタワーなどの表示装置(ひょうじそうち)は誰が操作するか。(本来はアシスタントスコアラーが担当する)
  • タイムアウトや交代のブザーの操作や合図は誰がするか。(本来はスコアラーが担当する)
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試合中のしごと

1.試合が始まったときは

1.[タイマーのしごと]ゲームクロックを動かす。
※1クォーターのじかんは、高校生以上(一般):10分、中学生(ジュニア):8分、小学生(ミニバス):6分が一般的です。

ゲームクロックを動かす合図と止める合図 [タイマーのしごと]
  1. 準備ができたら、手をうえに広げてあげる。
  2. ゲームクロックをスタートすると、同時に手をにぎり、その後手をおろす。

2.[ショットクロックオペレーターのしごと]ショットクロックを動かす。
※ミニバスでは黄色(のこり10秒)と赤色(のこり5秒)の旗をふる

ショットクロックのストップとリセット [ショットクロックオペレーターのしごと]
  1. ボールを持っているチームが変わったら24秒リセットする。
  2. オフェンスリバウンドをとったときは14秒リセットする。
  3. ディフェンス側のチームがボールを外に出したときはショットクロックを止めるだけでそのまま継続(けいぞく)する。

※ミニバスルールではこれだけ知っていればだいじょうぶ。一般ルールは『24秒ルール』~ショットクロックバイオレーションの考え方~を参照してください。

3.[スコアラーのしごと] 矢印(やじるし)をおく。

矢印(やじるし)(オルタネイティングポゼッションアロー)を変える [スコアラーのしごと]
  1. 試合が始まったら、最初にボールをとったチームが攻める方向と逆の向きにして見える位置におく。
  2. オルタネイティングポゼッションルールのスローインが終わったら、矢印(やじるし)の向きを変える。
  3. 第2クォーターが終わったら、矢印(やじるし)の向きを変える。

2.得点が入ったときは

1.[タイマーのしごと]試合終了まぎわの最後の2分間は得点が入ったらゲームクロックを止める。
※ただし、ミニバスは対象外(たいしょうがい)。

2.[ショットクロックオペレーターのしごと]ショットクロックをリセットする。(24秒リセット)
※ただし、シュートが外れたときでも、リングに当たって、さらにオフェンスリバウンドをとったときは、14秒リセットする。

3.[アシスタントスコアラーのしごと] 得点を表示する。

4.[スコアラーのしごと] スコアシートに書く。

3.ファウルがあったときは

1.[タイマーのしごと]ゲームクロックを止める、動かす。

2.[ショットクロックオペレーターのしごと] ショットクロックをストップする、またはリセットする。

3.[アシスタントスコアラーのしごと] 個人ファウルの回数の旗(はた)を周囲に見せる。

4.[アシスタントスコアラーのしごと] チームファウルを周囲に知らせる。

5.[アシスタントスコアラーのしごと] メモ用紙やファウルシート(アシスタントスコアラーシート)に書く。

ファウルを表示する [アシスタントスコアラーのしごと]
  1. 選手のファウルがあるたびに、ファウルタワー(ファウルブロック)を1つずつ積み上げて、個人ファウルの回数をします旗[はた]を周囲に見せる。
  2. それぞれのクォーターで4回目のチームファウルがあったら、チームファウルペナルティの表示器具(赤い筒)をファウルしたチーム側に立てる。※
  3. メモ用紙やファウルシート(アシスタントスコアラーシート)に個人ファウルとチームファウルの回数を書く。

審判はチームファウルペナルティの表示器具(赤い筒)を見てフリースローの有無を判断するので、必ず審判がファウルした選手の番号をしめしたあとで 表示器具(赤い筒)を立てること。

5.[スコアラーのしごと] スコアシートに書く。

4.バイオレーションがあったときは

1.[タイマーのしごと]ゲームクロックを止める、動かす。

2.[ショットクロックオペレーターのしごと] ショットクロックをストップする、またはリセットする。

5.ジャンプボールシュチエーションがあったときは

1.[タイマーのしごと]ゲームクロックを止める、動かす。

2.[ショットクロックオペレーターのしごと] ショットクロックをストップする、またはリセットする。

3.[スコアラーのしごと] スローインが終わったら、矢印(やじるし)の向きを変える。

6.タイムアウトのときは

1.[スコアラーのしごと] 申請(しんせい)があったら、適切なタイミングでブザーを鳴らす。
※シュートを決めたチームはシュート後、タイムアウトを取ることはできない。

2.[タイマーのしごと]ゲームクロックを止める、動かす。

3.[ショットクロックオペレーターのしごと] ショットクロックをストップする、またはリセットする。

4.[タイマーのしごと]ストップウォッチなどでタイムアウトのじかんをはかる。
※一般は60秒、ミニバスは45秒

5.[スコアラーのしごと] スコアシートに書く。

6.[アシスタントスコアラーのしごと] メモ用紙やファウルシート(アシスタントスコアラーシート)に書く。

7.[スコアラーのしごと] タイムアウト終了の10秒前と、タイムアウト終了(一般は60秒、ミニバスは45秒)のタイミングでブザーを鳴らす

7.選手交代(メンバーチェンジ)のときは

1.[スコアラーのしごと] 申請(しんせい)があったら、ブザーを鳴らす。

2.[スコアラーのしごと] スコアシートに書く。

8.クォーターが終わったときは

1.[タイマーのしごと]ゲームクロックを止める。
※ふつうはブザーが鳴って自動的に止まります。

2.[タイマーのしごと]インターバルやハーフタイム(第2クォーターが終わったあと)の時間をはかる。
※ インターバルは、高校生以上(一般)と中学生(ジュニア)が2分で小学生(ミニバス)が1分です。
ハーフタイム(第2クォーターが終わったあと)は 高校生以上(一般)と中学生(ジュニア)が10分で小学生(ミニバス)が5分です。

3.[スコアラーのしごと] ハーフタイム(第2クォーターが終わったあと)では、コートチェンジがあるので、 矢印(やじるし)の向きを変える。
※このとき必ず審判に変えたことを伝えること。

4.[スコアラーのしごと]出場選手の背番号を確認する。
※ミニバスだけのルールです。審判やアシスタントスコアラーが背番号を読み上げてスコアラーが記入するのが一般的です。

5.[タイマーのしごと]次のクォーターのじかんをセットする。
※1クォーターのじかんは、高校生以上(一般):10分、中学生(ジュニア):8分、小学生(ミニバス):6分が一般的です。
延長戦(オーバータイム)は、 高校生以上(一般)は5分、 中学生(ジュニア)と小学生(ミニバス)は3分です。

6.[タイマーのしごと]インターバルやハーフタイム(第2クォーターが終わったあと)が終わる30秒前と終わったときにブザーを鳴らす。

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試合後のしごと

1.[スコアラーのしごと] スコアシートと表示されている得点が同じことを確認して審判に伝える。

2.[スコアラーのしごと] スコアシートに試合結果などを書く。

3.[スコアラーのしごと] スコアシートにテーブルオフィシャルズ(TO)の名前を書く。

4.[スコアラーのしごと] スコアシートに審判の名前を書いてもらう。

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TO道具の紹介(しょうかい)

部活やミニバスで一般的に使われている道具を紹介します。

これ以外にもデジタルのファウル表示器や、ポゼション表示もデジタルでできるものもありますので、操作のしかたなどを必ず事前に確認しましょう。

タイマー

基本的にゲームクロックとショットクロックだけでなく、得点表示とブザーの機能が一緒になっている機器が多いと思います。

ファウル表示器

部活やミニバスなどでは、ファウルフラッグとファウルタワーはアナログ器材が使われることが多いです。

アスリートタウン
¥45,000 (2022/01/17 11:49時点 | 楽天市場調べ)
ポゼション表示器

デジタルもありますが部活やミニバスなどでは、アナログ器材が使われることが多いです。

カスカワスポーツ楽天市場店
¥5,115 (2022/01/12 00:59時点 | 楽天市場調べ)
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参考文献

TOマニュアル簡易版 2021年7月(公財)日本バスケットボール協会 TO委員会
Table Officials Manual 2021 (公財)日本バスケットボール協会

バスケットボール競技規則(ルールブック)

JBA監修。公式ルールブック『2021 バスケットボール競技規則(ルールブック)』の入手方法

JBA Topページ」→「関わる・育てる」→「審判」→「バスケットボール競技規則」→「2021競技規則・公式解説(インタープリテーション)」

2021 オフィシャルズ・マニュアル

JBA監修。公式『2021 オフィシャルズ・マニュアル』の入手方法

JBA Topページ」→「関わる・育てる」→「TO(テーブルオフィシャルズ)」→「TOマニュアル(ダウンロード)」→「1.TOマニュアル」

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