「バスケを辞めたい」
バスケをやっていれば一度はぶつかる悩みだと思います。
バスケを長く続ければ続けるほど、辞める決断はすごく難しいと思います。人生の大切な一幕を閉じるわけですから当然といえば当然です。
そこで、辞めるにしても続けるにしてもしっかり考えて前向きな決断をすることができるように、「有名人がバスケを辞めた理由」や「バスケを続けるメリット」などをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
有名人がバスケを辞めた理由
中川 聴乃(元日本代表)
今は解説者・リポーターとのことですが、いろいろやられており、美人で長身ということもあり、様々なメディアでの露出が多い方ですね。無理をしてケガをして、そして復帰、その後さらにケガをして引退の決断に至ったようです。ケガでの引退はよくある話ですが、美人でバスケも上手いとなると周りに敵も多かったことでしょう。それにも関わらず最後に感謝の気持ちを持てたことが、その後の活躍に繋がっているのでしょうね。

吉田亜沙美 (元日本代表)
元日本代表の司令塔で、Wリーグ11連覇。リオ五輪での活躍以降、子供から大人まで幅広く人気がありました。私が実際に代表の試合を見に行った時、試合後に出待ちの子供にバッシュを渡していた姿が印象的で、まさにスター姿だなと思いました。
引退の理由としては、オリンピックに対するモチベーションの低下のようです。リオ五輪の後、一度引退を表明しましたが、五輪への想いから復帰。しかし東京五輪の延期に伴い気持ちが持続できなかったというところでしょうか。
新たな目標は指導者として、「五輪でメダルを取れるポイントガードを育てたい」とのことですので、ぜひ吉田亜沙美選手のように見ている人も熱くさせるようなポイントガードを育ててほしいものです。

みちょぱ(モデル)
問題を起こして辞めたらしいですが、詳細は不明です。

ともやん(Youtuber)
現在もバスケを続けているので正確には辞めていませんが、大学進学後、「有名になりたい」という理由で高校まで続けたバスケを一旦辞めてYoutuberとなりました。武井壮さんの影響を受け、有名になるという夢を実現するためには、バスケを続けるよりもYoutuberになったほうがよいと考えてバスケを辞めたようです。その行動力と決断力がその後の成功を呼び込んだのでしょうね。
マイケル・ジョーダン(元NBA選手)
ジョーダンは1990-91シーズン~1992-93シーズンにかけてシカゴ・ブルズを優勝に導いた。(「スリーピート」)1993年10月「もはや証明するものはない」と一度目の引退。その後、「最初の優勝の後に父親と約束した夢」と本人が語るように 亡き父との夢を果たすべく MLB(野球)へ転向。そして1995年3月に再びブルズに復帰。 1995-96シーズン ~1997-98シーズンに2度目の 「スリーピート」 を達成し、引退。引退後、ワシントン・ウィザーズのオーナー陣に加わるも、チーム低迷を救うべく2度目の現役復帰。その2年間プレーした後、引退。

折茂武彦(元日本代表)
Bリーグチームのレバンガ北海道の代表取締役社長兼プレーヤーでしたが、2019-20シーズン、49歳で現役を引退。 自身の著書「99%が後悔でも。」にて「間質性肺炎」を告白。

堀北真希(元女優)
中学2年のとき、部活の帰り道の畑で芸能事務所にスカウトされたらしい。

田中圭(俳優)
小1から中3までバスケットボールをやっており、しかも全国で優勝経験があるチームに所属していたとのこと。
高校のとき、じん帯を痛めるケガで、バスケをやめざるを得なかったらしい。それで少し田中さんが遊び始めてしまった為、お母さんが目標を持つことができるように映画のオーディションを受けさせたそうです。

広瀬すず(女優)
中学生のときにバスケ部に所属していたが、芸能活動がじきに始まったため、途中でやめたらしい。
ミニバス時代は厳しいコーチの指導から辞めたいとも思ったが、6年生の時は東海大会に出場し、4位という結果を残した。

マジック・ジョンソン(元NBA選手)
1991年HIV感染を告白し、引退を表明した。「HIVに感染したので、本日付でレイカーズを辞めなければならなくなりました。エイズは発症していませんが、HIVウイルスに感染したので。妻はHIV陰性ですので問題ありません。ま、長生きするつもりですから。これからも、みなさんよろしく」

バスケを辞める理由まとめ
- バスケへの情熱がなくなった(バスケが嫌いになった)
- ケガや病気
- 環境要因(経済的な事情や仕事の事情、部活が無いなどの事情)
- 人間関係(いじめや揉めごと)
辞める理由がなんであれ、バスケ後の人生を成功させた人に共通することは、次にやるべきことに全力を注いていることです。
やるべきことに早く目を向けて、後悔することなく進むことができれば何も心配はいりません。
バスケを続けるメリットとは
バスケを辞めても、その後の人生のほうが長いわけですからバスケにこだわりすぎる必要はないと思いますが、せっかくここまで続けてきたバスケを簡単にやめてしまうのも違うよな、と思う方のために続けるメリットも書きます。
バスケに限った話ではありませんが、スポーツをするメリットは以下のような感じではないでしょうか。
1.バスケそのものが楽しいこと
2.仲間が増えたり、仲間と一緒にいることが楽しいこと
3.スタミナやパワーなどの身体能力が向上すること
4.進学に有利になること
5.お金が稼げること
バスケを続ける理由まとめ
バスケ自体が好きでプレーすることが楽しいなら、また、仲間と同じ目標に向かって努力することが楽しければ、それ自体がバスケを続ける理由にになるでしょう。
一方、仲間とうまくいかなかったり、バスケをすることが嫌で嫌で仕方がなかったとしても、バスケを続けて上手くなればなるほど沢山のメリットがあると思います。辿りつける先は、努力と才能次第ですが、バスケで進学できる可能性があるほどの才能に恵まれているのなら、努力を続けて上手くなるメリットは十分にあります。
逆にバスケが嫌いで、仲間ともうまくいかないし、全然上手くならないのなら、絶対に無理はしないでください。
無理をしてはいけませんが、バスケが嫌いで上手くもないのに、最後まで努力を続けることができたなら、それは逆に一番すごいことだと思います。尊敬しますし、そんな人こそがどんな道を選んでも成功する人なんでしょうね。