『ボールマンディフェンス』~1対1の守り方~

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ボールマンディフェンス(オンボールディフェンス)の目的(1線のディフェンス)

1.相手にミスをさせる

相手にプレッシャーをかけて、ミスを誘います。ボールをファンブルするなど、直接的なミスはもちろんですが、トラベリングなどのバイオレーションを誘ったり、パスミスを誘うことも狙います。

2.相手のプレーを制限する

相手にプレッシャーをかけて、「ドリブルでクロスオーバーをさせない」、「右側を抜かせない」、あるいは「イージーショットを打たせない」など行動を制限します。

3.相手のボールを奪う

なるべくボールが相手の手から離れているタイミングを狙い、相手からボールを奪います。

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ボールマンディフェンスのやり方

相手にプレッシャーをかける

●相手との距離感

ボールマンとの距離は近ければ近いほど相手にプレッシャーがかかるので、ワンアームまたはハーフアームの距離で守るのが基本です。

ただし、相手との身長差、スピードの差、または試合状況などを考慮して、相手が一番嫌な距離感で守るように心がけましょう。(毎回同じでなくてもよい)

備考

相手との距離が近ければ近いほど、低い姿勢で相手にプレッシャーをかけることで、同時に相手の動きを制限(ディレクション)することができます。もし抜かれても味方のヘルプが止めやすいように、必ず横や後ろからついていくことが大切。

●姿勢とバランスおよびフットワーク

  • コンタクトで負けないようになるべく低く構える(相手との距離が近ければ近いほど低く構える)。
  • 歩幅を広く構えることで、直線的なドリブルを防ぐ。
  • どちらかの足を少し前に出すことや、意図的にゴールラインから外れた位置で構えることでディレクション(ドリブルする方向を誘導する)を行う。
  • コンタクトに強く、方向転換がしやすいように、なるべく足を地面から離さずに(すり足)、足をクロスしないステップを心がける。

●積極的にボールに手を出す(ハンドワーク)

ボールをに手を出すこと、つまりボールへの直接的なプレッシャーは、オフェンスから動きの主導権を奪うことができます。
手はボールの次の軌道上に置くイメージ、なるべく相手から見えにくい低い位置や邪魔な位置に置き、手を動かす場合は、素早く下から上へ、中から外へ動かすと良いでしょう。

●ハンズアップ

手は極力水平より上に上げます。守る範囲を大きく見せ、相手の視野を妨げるため、相手に攻めにくい印象を与えることができます。また、パスへの素早い反応ができるようなります。

メンタル面

●しつこくてタフであること

何度抜かれても諦めないしつこいディフェンダーはメンタル面、スタミナ面で相手を削ることができます。

●抜かれることを恐れないこと

抜かれることを恐れて自ら後ろに下がったり、ボールにプレッシャーを与えないディフェンスは、後手にまわってしまうので、逆に抜かれやすくなります。また、抜かれたときの味方のヘルプタイミングも遅れてしまいます。

●声を出すこと

「ボール」と声を出すことで、相手にプレッシャーを与えるだけでなく、ヘルプサイドの味方はそれによりボールを見なくてもある程度のボールの位置を把握することができるため、チーム全体にわずかな余裕が生まれます。

予測と集中

●相手を知ること

  • 自分よりも速い、遅い、高い、低い
  • 得意なプレーと苦手プレー

3ポイントシュートが得意、ポストプレイが苦手、ロールターンはほとんどしない、キャッチアンドシュートが得意など

  • プレーの癖やプレッシャーへの反応

左から抜くことが多い、手を出すと後ろを向く、パスのタイミングが遅い、右にターンするなど

●相手の動きをよく見る

ジャブステップやシュートフェイク、パスフェイクなど、手や足の動きに惑わされず、胸や腰の動きを見るとよいでしょう。

その他の注意点

●チームディフェンス(ディレクション)

相手とゴールとの直線上(ゴールライン)で、相手の正面に立って守るのが基本ですが、チームの方針によって、ドリブル方向を意図的に限定させるような守り方(ディレクション)をすることがあります。

その場合は、ポジションをずらす、足を少し前に出すなどして、相手のドリブル方向を限定する構えをとること。「ファンディフェンス」ノーミドル:外側に相手を追い込む)や「ファネルディフェンス」ノーライン(ノーベース):内側に相手を追い込む)などのチーム方針に従って守りましょう。

●ファウルに気を付ける

ファウルアウトまでいかなくとも、ファウルトラブルに陥ると、相手は積極的なプレーをしやすくなり、相手にかかるプレッシャーは相対的に弱くなってしまいます。

●ジャンプトゥザボール

相手にパスをされた場合、パスに飛びついた後、相手にコンタクトすることで、「パスアンドラン」など、特にフロントカットをさせないことが大切です。

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NBAディフェンスの動画

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