※2022年4月10日:2022年4月施行の新ルールに対応。
5秒ルールとは
ボールを受け取ってから5秒以内に、パス、ドリブル、シュート(以下)をしなかったときに宣告されるバイオレーション。
5秒ルールでバイオレーションが宣告される場面
- スローイン(エンドスローやサイドスロー)の際、審判からボールをもらって5秒以内にパスをしないとき
- フリースローの際、審判からボールをもらって5秒以内にシュートを打たないとき
- ボールを保持し、ディフェンスに近接してガードされているプレーヤーが、5秒以内にパス・シュート・ドリブルをしないとき
考察
ミニバスなどの育成カテゴリーの試合では、スローインの際、パスが出せずに5秒ルールによるバイオレーションが宣告されるケースをよく見かけます。また、ドリブルを止めてしまい相手に詰められたとき、ピボットでパスコースを探しているうちにコールされてしまうようなケースもたまに見かけます。どちらのケースも一方的な点差の試合で頻繁に発生するように感じます。
慣れないうちは、パスをもらう側も、パスを出す側も5秒を意識しながらプレーをして、時間の感覚を身につけよう。
公式ルール “2022 バスケットボール競技規則 (公益)日本バスケットボール協会 2022 年4 月1 日施行” より引用
第 27 条 近接してガードされたプレーヤー (Closely guarded player)
27-1 定義
コート上でライブのボールを持っているプレーヤーが、相手チームのプレーヤーに1m 以内の距離で、正当な位置で積極的にガードされているとき、近接してガードされていることになる。
27-2 ルール
近接してガードされているプレーヤーは、5秒以内にパス、ショットあるいはドリブルをしなければならない。