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【ミニバス選手の視力矯正】~パフォーマンスへの影響と矯正種類について~

言うまでもなく、視力はバスケにおいて、プレーに影響を及ぼす重要な身体要素のひとつです。

視力が悪いとボールや相手をはっきりと見ることができないので、ボールや相手の動きに対する反応が遅れたりすることでパフォーマンスが発揮しにくくなるだけでなく、ミスに繋がりやすくもなります。また、遠近感の変化はシュートに精度に直接影響します。

特に小学生、中学生の時期は、身長が伸びて近視が進む時期(※体の成長とともに近視は進むと言われています)なので、子供の近視の進み具合には注意しなければなりません。(0.7未満は近視もしくはその他の目の病気と診断されるようです。)

バスケにおいて視力が悪くて困ること

  1. 相手の目の動きが全くわからない
  2. 相手の手や顔の動きがぼやける
  3. 得点やタイマーがはっきり見えない
  4. 相手や味方選手の背番号がはっきり見えない
  5. リングやボールがはっきり見えない

視力検査で0.7未満の結果だった場合は、これらの影響を親子で話合う必要があります。1.2.ぐらいのうちは大丈夫かも知れませんが、3.4.5.はパフォーマンスに直接的な影響が出てしまいます。

調べてみると、視力が0.5を下回るころぐらいから影響がでてきそうです。もちろん左右の視力が違う場合はシュートの距離感に影響してしまうので要注意です。

スポーツ選手と視力矯正
♢スポーツと視力

ミニバス選手の視力矯正の選択肢は?

注意

以下の内容はあくまで治療や矯正の説明に過ぎず、視力矯正方法を誘導したり斡旋する意図は一切ありませんので、ご了承ください。また、治療方法や矯正方法を選ぶときは、必ず医師と相談し、ご自身の責任においてご判断ください。

1.スポーツゴーグル

すぐにレンズが曇ってしまうことや、レンズの形状によってはどうしても視野に制限ができてしまうため、パフォーマンスの向上に繋がるかどうかは個人差が大きいと思います。ただ、安全性は一番高いと言えます。

ネット通販で度付き眼鏡をご購入される場合は、あらかじめ眼科にて眼鏡処方箋を準備しておくといいです。
スポーツゴーグルの曇り止めと言えばコレ。文字通り強力です。

2.コンタクトレンズ

バスケの場合、ボールが目にあたる可能性もあるため、目に傷が付きにくいソフトコンタクトレンズになると思いますが、小学生の場合は衛生管理や、目の痛みなどトラブルがあったときの判断力やコミュニケーションが上手くできないと心配ですので、眼科の先生に相談してみてください。

初回購入時は眼科での処方箋を用意したほうがいいです。

3.オルソケラトロジー

オルソケラトロジーとは

専用のハードコンタクトレンズを夜間装用することによって角膜の形状を変化させ、近視を矯正する視力矯正治療。

比較的安全と言われており、裸眼でプレーできるのが魅力です。ただし、まだまだ実績が少ないうえ、取り扱いも少なく、費用についてもバラつきが大きいため、少しハードルが高い矯正方法です。

また、定期的にレンズ交換が必要であったり、成長に伴う視力の変化にも対応しなければならかったり、(子供が扱うため)紛失や破損してしまった場合など、考慮すべき事項が多々あります。

さらに導入にあたっては、適合検査が必要になると思いますので、眼科の先生とよく相談する必要があります。

ミニバス選手では受けられない治療方法(参考)

1.レーシック

レーシックとは

エキシマレーザーというレーザー光線で角膜中央部分を削り、角膜のカーブを変えて、近視などの屈折異常を矯正する手術。

レーシックは近視の進行を抑える効果が無いため、成長段階である18歳未満はそもそも手術を受けることができません。

2.ICL(眼内コンタクトレンズ)

ICLとは

小さなレンズを目の中に移植(インプラント)して近視や乱視を矯正し、裸眼視力を回復させる新しい視力矯正手術。

レーシック同様に近視の進行を抑える効果が無いため、成長段階では手術を受けることができません。

視力の悪いミニバス選手へ

スポーツと向き合うということは、自分の体と向き合うということです。足が速い人遅い人、背の高い人低い人、視力の良い人、悪い人、全部同じです。

その中でも目が悪いのはスポーツゴーグルやコンタクトをしっかり準備すれば補うことができます。だから自分で準備することを覚えましょう。

  • スポーツゴーグルを使っている場合は、練習前や試合前に自分でゴーグルの曇りをとること。
  • ソフトコンタクトレンズを使っている場合は、寝る前にソフトコンタクトを外すこと、そして朝、着けること。
  • オルソケラトロジーを使っている場合は、寝る前にオルソレンズを着けること、そして朝、外して洗うこと。

できることは、全部自分でやれるようになって、チームのために、仲間のために、そして自分のために、いつでも最高のパフォーマンスが出せるような自立した選手をめざそう。

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