『オルタネイティングポゼッション』とは~ポゼッションアロー切換えタイミング~

オルタネイティングポゼッションアローの図
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オルタネイティングポゼッションルール(Alternating possession rule)とは

「オルタネイティングポゼッションルール」とは、ヘルドボール「ボールがリングとボードの間に挟まる」などの「ジャンプボールシチュエーション」になったとき、両チームが交互にスローインをして試合を再開する方法。

「ポゼッション」(possession)とは

英語で、possession(ポゼッション)は、「所有」、「所持」、「占有」などの意味を持ちます。つまり「ボールの所有権」を表す単語ですが、バスケだけでなくサッカーでも同様の意味で使われています。

次にどちらのチームのポゼッションなるのかを示すためにテーブルオフィシャルズ(T.O)が「オルタネイティングポゼッションアロー」(または「ポゼッションアロー」と言う、以降「アロー」と表す)を使ってポゼッションを矢印で示す。

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テーブルオフィシャルズ(T.O)時の注意点

アローの操作は通常は、スコアラーがやることになっているが、アシスタント・スコアラーが担当することもあるし、ポゼッションを示す機能付きのデジタイマーもあるので、タイムキーパーが担当することもあるため、あらかじめ決めておく必要がある。

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オルタネイティングポゼッションアロー(アロー)の向きを切り替える場面

1.試合最初のジャンプボールの後

最初のポゼッションを得たチーム側のバスケットにアローを向ける。(最初のポゼッションを得られなかったチーム側がオルタネイティングポゼッションの権利を得る)

2.各クォーターの最初のスローインのあと

スローインを終え、ボールがコート上の選手に触れたときアローの向きを変える

テーブルオフィシャルズ(T.O)時の注意点

ハーフタイム中はコートチェンジがあるため、アローの向きを変える。

3.「ジャンプボールシチュエーション」コール後のスローインのあと

ヘルドボール審判ジェスチャー

「ヘルドボール」になったときや、ボールがリングとバックボードの間に挟まった時など「ジャンプボールシュチエーション」という。

テーブルオフィシャルズ(T.O)時の注意点
  • オルタネイティングポゼッションのスローインの間に自チームにバイオレーションがあった場合(主に「5秒ルール」のバイオレーションが起こることが多い)は、ポゼッションの権利を失う。つまりアローの向きを変える必要があるということ。
  • オルタネイティングポゼッションのスローインの間にどちらかのチームにファウルがあった場合はポゼッションの権利は継続する。つまりアローの向きは変えないということ。
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オルタネイティングポゼッションに関する公式ルール

“2021 バスケットボール競技規則 (公益)日本バスケットボール協会 2021 年4 月1 日施行” より引用

第12 条 ジャンプボール、オルタネイティングポゼッション(Jump ball and alternating possession)

12-1 ジャンプボールの定義

12-1-1 ジャンプボールは、第1クォーターの開始時に、センターサークルで各チーム1人ずつのいずれかのプレーヤーの間に審判がボールをトスすることで行われる。

12-1-2 ヘルドボールは、両チームの1人あるいはそれ以上のプレーヤーがボールに片手または両手をしっかりとかけて、どちらのプレーヤーも乱暴にしなければそのボールのコントロールを得られないときに宣せられる。

12-2 ジャンプボールの手順

12-2-1 両ジャンパーは、センターサークルの自チームのバスケットに近い方の半円の中に両足が入るように立ち、片足はセンターラインの近くに置く。

12-2-2 同じチームの2人のプレーヤーがサークルのまわりに隣り合わせて位置したときは、相手チームから要望があれば、一方の位置は譲らなければならない。

12-2-3 審判は、両プレーヤーの間で、両者がジャンプをしても届かない高さまでまっすぐ上にボールをトスする。

12-2-4 ボールが最高点に達した後で、少なくともどちらかのジャンパーによって片手または両手でタップされなければならない。

12-2-5 どちらのジャンパーも、ボールが正当にタップされる前にそのポジション(位置)を離れてはならない。

12-2-6 どちらのジャンパーも、ジャンパー以外のプレーヤーかフロアにボールが触れるまで、ボールをキャッチしてはならないし、2回までしかタップすることはできない。

12-2-7 ボールがどちらのジャンパーにもタップされなかった場合は、ジャンプボールはやり直しになる。

12-2-8 ボールがタップされるまで、ジャンパー以外のプレーヤーは体のどの部分もサークルのラインに触れたり、越えたりしてはならない(ライン上のシリンダーを含む)。

12-2-1、12-2-4、12-2-5、12-2-6、12-2-8に違反することはバイオレーションである。

12-3 ジャンプボールシチュエーション

次のとき、ジャンプボールシチュエーションになる:

  • ヘルドボールが宣せられたとき
  • 誰が最後に触れてボールがアウトオブバウンズになったか審判に確証がなかったとき、あるいは審判の意見が一致しなかったとき
  • 最後のフリースローが成功しなかったときに、両チームのプレーヤーがフリースローのバイオレーションをしたとき(ダブルフリースローバイオレーション)
  • ライブのボールがリングとバックボードの間に挟まったり載ったままになったとき(ただし、以下の場合を除く)

−次にフリースローが続く場合

−最後のフリースローの後、そのチームのフロントコートのスローインラインからスローインが続く場合

  • どちらのチームもボールをコントロールしていないかボールを与えられる権利がない状態でボールがデッドになったとき
  • 両チームに対する等しい罰則を相殺したあとで、ファウルによる罰則が残らず、最初のファウルもしくはバイオレーションが発生する前にどちらのチームもボールをコントロールしていなかったかボールを与えられる権利がないとき
  • 第1クォーター以外の全てのクォーターやオーバータイムが始まるとき

12-4 オルタネイティングポゼッションの定義

12-4-1 オルタネイティングポゼッションとは、ゲーム中、ジャンプボールシチュエーションになったとき、両チームが交互にスローインをしてボールをライブにするゲーム再開の方法である。

12-4-2 オルタネイティングポゼッションのスローインは:

  • スローインをするプレーヤーにボールが与えられたときに始まる
  • 次のときに終わる:

−ボールがコート上のプレーヤーに正当に触れたとき

−スローインをするチームにバイオレーションが宣せられたとき

−スローインされたライブのボールが、リングとバックボードの間に挟まったり載ったままになったとき

12-5 オルタネイティングポゼッションの手順

12-5-1 オルタネイティングポゼッションのスローインは、ジャンプボールシチュエーションになったところに最も近いアウトオブバウンズから行う。ただし、バックボードの裏側からはスローインをしない。

12-5-2 ジャンプボールのあと、コート上でライブのボールのコントロールを得られなかったチームが、最初のオルタネイティングポゼッションの権利を得る。

12-5-3 それぞれのクォーターやオーバータイムの終了時点で、次のオルタネイティングポゼッションの権利を与えられるチームが、スコアラーズテーブルの反対側のセンターラインの延長線上からのスローインを行うことでその次のクォーターやオーバータイムを始める。ただし、フリースローやスローインの罰則が与えられる場合を除く。

12-5-4 オルタネイティングポゼッションによって次にスローインの権利を与えられるチームは、オルタネイティングポゼッションアローが相手チームのバスケットを向いていることで示される。オルタネイティングポゼッションアローの向きはオルタネイティングポゼッションのスローインが終わり次第、速やかに変えられる。

12-5-5 オルタネイティングポゼッションのスローインの間にそのチームがバイオレーションを宣せられたとき、そのチームはオルタネイティングポゼッションのスローインの権利を失う。オルタネイティングポゼッションアローの向きは速やかに変えられ、次のジャンプボールシチュエーションのときは、バイオレーションを宣せられたチームの相手チームがオルタネイティングポゼッションのスローインの権利を得ることが示される。
その後ゲームはバイオレーションを宣せられたチームの相手チームによるスローインを元々のスロー
インの場所から行うことで再開される。

12-5-6 どちらかのチームによるファウルが以下の状況で起きたとき:

  • 第1クォーター以外のクォーターやオーバータイムの開始前、あるいは、
  • オルタネイティングポゼッションのスローインの間

上記の状況では、与えられていたオルタネイティングポゼッションルールによるスローインの権利は
取り消されない。

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