2023年8月5日:「【バッシュメーカー大全】~親子でとことんバッシュを探しまくるために~」へのリンク追加
ジャンプしたり、急に止まったり、急に方向転換したり、バスケはとにかく足に負荷がかかる競技です。
選手の足への負荷は、バスケ未経験の方にとっては想像をはるかに超えるレベルだと思います。
特にバスケをこれからはじめる選手やその保護者の方は、デザインや機能性ももちろん重要ですが、これから長くバスケを続けていけるように、足を守るバッシュの選び方をしっかり覚えておきましょう。
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バッシュの選び方の基本
まず実際に店舗に行って、気に入ったデザインのバッシュを実際に履いてみることが大切です。
デザインはもしかしたら所属チームによってカラーなどに制約があるかもしれないので事前に確認しておきましょう。
小学生の足はすぐ大きくなるので、普段履く運動靴は少し大きめのサイズを購入することもあるかもしれませんが、足を痛めないためにもバッシュは毎回ジャストサイズを購入すべきです。
実際に履いてみて、かかと(ヒール)を合わせて先端の靴と指先の空きが0.5cm~1cmぐらいになるのが最適と言われています。
立ち上がって少しかかとを浮かしてみたときに中敷き(インソール)と足との間に空間ができる場合は少しサイズを落とした方がいいでしょう。指先がきつく感じる場合は少しサイズを上げたほうがいいかも知れません。
買い替え頻度は?
練習量次第ですが、靴裏(アウトソール)や中敷き(インソール)がすぐに摩耗するので、足が成長するスピードよりも買い替え時期のほうが早い場合が多いと思います。3か月~半年ぐらいで買い替えるケースが多いようです。
個人差はあるものの、 靴裏(アウトソール) で減りやすいのは、切り替えしや止まるときに負荷がかかりやすい靴の外側です。靴の外側が減り始めるとさらに外側に負荷がかかりやすくなり、どんどん外側ばかりが減ります。つまり、靴裏(アウトソール)が傾いてどんどん捻挫などのケガをしやすくなってしまいますので、早め早めの買い替えが大切です。
フィット感が最も大切
バッシュを選ぶ上で、最も大切なのはフィット感です。足にフィットするバッシュを選ぶには足の形とシューズの形が一致しなければなりません。
そのためには、『足のサイズ』と、靴の『ラスト』(靴型) を知る必要があります。
足のサイズの測り方
足のサイズは通常23cmなど、足長(そくちょう)で言いますが、フィットしたバッシュを選ぶためには『ワイズ』※を測る必要があります。特に小学生の場合は、足の成長速度が早いことや、シューズの履き心地を上手く言葉にできないことがあると思いますので、こまめに計測して数値を把握してあげる必要があるでしょう。
ワイズのサイズは規格で定められており、日本人の足だとだいたい女性で「E」、男性で「2E」ぐらいが標準的なサイズのようです。
参考サイト
『ラスト』とは
参考サイト
シューズの形状
シューズの形状は、「ハイカット」、「ミドル(ミッド)カット」、「ローカット」という区別があって、昔はポジションによって履き分けるというのが一般的でした。
これらは、足首またはくるぶしが隠れるかどうかで区分されるのですが、同じモデルでも個人差があることから、この区別にあまり意味が無くなってきているという印象です。
また、最近ではポジションレスの風潮もあるので、なるべく万能な形状を選びたいところですが、特に「ハイカット」モデルは絶滅の危機に瀕しており、非常に数が少なくなっています。足首を完全にホールドする「ハイカット」モデルのほうが捻挫しにくいとか、疲労骨折しにくいとか言われていますが、いずれにしても「ハイカット」モデルの選択肢が少ないことや、 「ローカット」モデルや「ミドル(ミッド)カット」モデルでもサポーター等で補うこともできることから、ポジションにこだわって選ぶ必要は無いでしょう。
インソールの選び方
必ずしも別売りのインソールが必要というわけではありませんが、バッシュを買ったあとでやっぱり少しサイズが大きかったな、というときにはインソールで微調整することができます。また、自分の足に合ったインソールはフィット感を高めるのはもちろんですが、怪我を防止する効果であったり、パフォーマンスを高める効果も期待できます。かかとのホールド性能、アーチサポート性能、それからクッション性能で選ぶとよいでしょう。
特に疲労防止と捻挫防止においては靴の中で足があまり動かないことが大切です。クッション性が高く、柔らかすぎるものは逆効果になる可能性もあるようです。
参考サイト
バッシュの機能性
「軽さ」、「柔らかさ」、「通気性」、「グリップ性能(トラクション)」、「反発力(クッショニング)」など、バッシュによって様々な特徴があります。
軽さ
体重が軽く、まだまだ体格がしっかりしない小学生にとって重いバッシュはパフォーマンスに影響してしまうので、ジュニア用のバッシュは比較的軽いものが多いです。
柔らかさ
アウトソールの柔らかさはかかとを浮かせて走るときのスピードに有利に働きますが、着地や急停止などのときの安定性を損ないます。バッシュ全体のホールド感も含めて、柔らかすぎるバッシュは、特に体重がある選手にとっては、ケガに繋がりやすくなる恐れがあるため、バランスを考えて選びましょう。
通気性
通気性は高いに越したことはないでしょう。汗の湿気がこもるとだんだん気持ちが悪くなってきますし、何より臭くなります。どちらにしてもこまめな消臭をしなければいけませんが、、、。
グリップ性能(トラクション)
グリップ性能はアウトソールの形状や素材から生み出されます。各メーカーこだわりの部分だと思いますので、よく吟味して、キュッと止まれるバッシュを選びたいですね。
とはいえバッシュだけではどうにもならないほど滑りやすい体育館は結構多いので、ケガ防止のために滑り止めスプレーも持っておくと良いです。↓
参考サイト
反発力(クッショニング)
反発力は主にミッドソール(アウトソールとアッパーとの間の部分)の機能です。足の力をもれなく地面に伝えて反発力を生み出し、着地のときの衝撃を吸収する役割も担います。
参考サイト
主要ECサイトのバッシュランキング
ECサイトでバッシュを探すとき、それぞれのランキングを表示させるのってちょっと面倒だと思うので、バッシュランキングへのリンクを作りました。ぜひご活用ください。
バッシュをネットで買うときの注意点
足のサイズを正確に知っておくことと、シューズの特徴をよく調べる必要があります。
しつこいですが特にサイズ感は念入りに確認を!!!
シューズ選びに失敗しないために、以下のような返品・交換のサービスも利用すると良いかもしれません。
通販で返品・交換ができるサービス
Amazon Prime会員の方は、一部の商品では「Prime try before you buy」というサービスを利用すると30日間返品・交換が可能です。
気になるバッシュ情報
今のところMENS用しか無いみたいなので、レディースやジュニア用の今後の開発、発売に期待しています。追加情報は要チェックですね。