【バスケ用語の掘り下げ解説】~基本用語を斜め上から説明します~

※2022年8月14日:「バスケット【basket】」の説明をリライト。

この記事はバスケの基本用語の一覧です。

バスケに携わる方なら恐らく誰でも知っているであろう用語を1つずつ掘り下げた内容になっています。

基本用語なので、バスケ初心者の方やバスケ未経験の方向けですが、バスケに携わる方にとっても役に立つように心がけて作成しました。

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バスケット【basket】

意味:バスケのゴールのこと、または「バスケットボール」の略。

実際の使われ方

バスケのゴールを言いたいときは、「リング」「バスケット」「ゴール」などいろいろな言い方をします。そのほかには、ゴールネットを含まないフレーム(輪の部分)だけを表す言葉としては、「リム」「フープ」と言ったりしますが、実際には厳密に区別されずにバスケのゴールの意味で使われます。

競技としての「バスケットボール」のことを言うときに最も多いのは、「バスケ」だと思いますが、「バスケット」と言うこともあります。また、Tシャツでよく見かけますが、漢字では「籠球(ろうきゅう)」「籃球(らんきゅう)」と書きます。

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バイオレーション【violation】

意味:ファウル以外のルール違反のこと。

実際の使われ方

代表的なバイオレーションはトラベリングダブルドリブル「アウトオブバウンズ」などです。バイオレーションを宣告されると相手ボールになり、相手にスローインが与えられますがファウルと違ってチームファウルの加算やフリースローが与えられることはありません。

あまり知られていないところでは、意図的にボールを蹴ったり、拳で叩いたりすることもバイオレーションとなります。

また、アンダーカテゴリー(U15以下)ではあまり見られないのが、「ゴールテンディング」「インタフェアレンス」のバイオレーションですが、これらは「トラベリング」のように決められた審判のジェスチャーやハンドシグナルはありませんが、スローインが与えられるわけではなく、そのときのシュートが得点として認められるというルールなので、試合中は得点を認めるジェスチャーや得点無効のジェスチャーとして表現されます。

イラスト

表記揺れや別の言い方
  • 「ヴァイオレーション」
  • 「バイオレイション」

もっと詳しく知りたいときは

ファウル【foul】

意味:ルール違反の中で、体の触れ合いやスポーツマンらしくない行為による違反。

実際の使われ方

一般的に「ファウル」と言えば、「パーソナルファウル」を指します。

「パーソナルファウル」は相手との体の触れ合いによるファウルで、主にオフェンス選手による「チャージング」、ディフェンス選手による「ブロッキング」のことです。

試合中に起こる大部分はこの2つのファウルですが、少し頻度が下がり、オフェンス側に起こりやすいファウルが、動きながらスクリーンを仕掛けると宣告される「イリーガルスクリーン」です。

一方、ディフェンス側に起こりやすいのは、相手選手を押してしまう「プッシング」や、手や腕で抑える「ホールディング」です。また、相手の選手に手で触れ続けたり、何度も触れたりすると宣告される「ハンドチェッキング」も最近では宣告されやすいファウルになりました。

ほとんど発生しないかなりレアなファウルとしては、両チームの選手が同時にパーソナルファウルをしたときに宣告される「ダブルファウル」があります。「ダブルファウル」は両チームの選手に個人ファウルが記録されますが、フリースローは与えられません。どちらのスローインで再開されるかはやや複雑なので、以下をご覧ください。

ファウルには他にもいくつかあって、「パーソナルファウル」以外にも、言動や態度によって宣告されるテクニカルファウルや、通常の「パーソナルファウル」よりも過度なコンタクトを伴うファウルをアンスポーツマンライクファウルがあります。アンスポーツマンライクファウルは試合の終盤(最後の2分以降)になると特に厳しく判定されるので注意が必要です。

さらに、滅多に発生しませんが、悪質な行為により、一発退場になってしまうディスクォリファイングファウルや、乱闘などのコート上の諍いに参加するとファイティングという退場を伴うファウルになってしまいます。

もっと詳しく知りたいときは

シュート【shoot】

意味:相手チームのバスケットに向けてボールを投げること。ルール上は「ショット」と言います。

フィールドゴールあるいはフリースローの「ショット」とは、プレーヤーが片手または両手でボールを持ち、その後、相手チームのバスケットに向けてボールを投げることをいう。

「2022 バスケットボール競技規則」より引用

実際の使われ方

シュートと言ってもレイアップシュートやジャンプシュートなど様々ありますが、ここでは、ルール上のシュート動作の範囲[AOS(act of shoot)]について説明します。

シュート動作中にファウルがあるとフリースローが与えられます。そのシュートが入ると「バスカン」(バスケットカウントワンショット)や「アンドワン」と言い、さらにもう1本フリースローのチャンスが与えられます。このプラス1本のフリースローを得られるかどうかが、試合の勝敗を分ける重要な判定になることがあるので、シュート動作の範囲がルールで明確に定義されています。

ジャンプシュートなど止まった状態から始まるシュートの場合は、シュート動作はボールを上方に動かし始めたと審判が判断したときに始まります。

レイアップシュートなど動きながらのシュートの場合は、ドリブルを終えてボールを保持(ギャザー)したときに始まります。

いずれの場合もボールが手を離れたとき、あるいは、空中にいる場合は両足がフロアに着地したときに終わります。

ドリブル【dribble】

意味:ボールをフロアに投げたり、叩いたり、転がしたり、弾ませたりする動作。

ドリブルとは、ライブのボールをコントロールしたプレーヤーが、ボールをフロアに投げたり叩いたり転がしたり、弾ませたりする動作である。

「2022 バスケットボール競技規則」より引用

実際の使われ方

ドリブルが終わったあと、新たなドリブルをしてはならなかったり、(ダブルドリブル)、ドリブルなしに3歩以上あるいてはならない(トラベリング)など、正しいドリブルをしないとバイオレーションなります。そのためドリブルも競技規則で明確に定義されています。

ドリブルは、一旦フロアに向けて離したボールに再び触れたときに始まります。
そして、両手が同時にボールに触れるか、片手または両手でボールを支え持ったときに終わります。

ドリブルのOKとNGシーン

  • ドリブル中にボールを空中に投げるのはOK
    ただし、フロアや他の選手が誰も触らずにもう一度ボールに触れるのはNG
  • ボールをキャッチするときに叩き落としたボールをキャッチした後、ドリブルを始めるのはOK
  • ドリブル中ファンブルしたボールをキャッチして、再びドリブルを始めるのはNG
    ただし、ファンブルしたボールが他の選手に触れていれば、再びドリブルを始めてOK
  • 他の選手が保持しているボールを奪うため叩いたボールがフロアに付いた後、キャッチして再びドリブルを始めるのはOK
  • 止まっているときに手から手へボールを受け渡すのはOK
    ただし、ドリブル中にフロアを経由せずに手から手へボールを受け渡した後、再びドリブルを始めるのはNG
  • ドリブルをしながら、バックボードに向かってボールを当て、他のどのプレーヤーもボールに触れることなく、空中でボールをキャッチし、そのままショットまたはパスをするのはOK
    ただし、もう一度ドリブルを始めるのはNG
    それまでドリブルをしていなかった場合は、バックボードに当たったボールをキャッチした後、新たにドリブルしてOK