※本投稿では難しい用語だけを抜粋して解説しています。(網羅的な用語集ではありません)
※2022年2月18日:ディフレクション【Deflection】を追加
※2022年1月25日:バンプ【Bump】を追加
- ディフェンスの動きの用語
- ディフェンスの戦術用語
- タイトディフェンス【Tight defense】
- ルーズディフェンス【Loose defense】
- 1線
- 2線
- 3線
- セーフティー 【Safety】
- ハーフコートマンツーマンディフェンス【Half court man-to-man defense】
- フルコートプレスディフェンス【Full court press defense】
- ルーズボール【Loose ball】
- ファイトオーバー【Fight over】
- スライドスルー【Slide through】
- スイッチ【Switch】
- ローテーション【Rotation】
- ヘルプディフェンス【Help defense】
- ゾーンディフェンス【Zone defense】
- マンツーマンディフェンス【Man to man defense】
- ファネルディフェンス【Funnel defense】
- ファンディフェンス 【Fan defense】
- ダブルダウン【Double down】
- 参考書籍
ディフェンスの動きの用語
ワンアーム【One arm】
ディフェンスの選手が手を伸ばしたときにオフェンスの選手に触れることができる距離。
ハーフアーム【Half arm】
「ワンアーム」の半分の距離。
ボールマンを守るいわゆる1線のディフェンスでは、ボールマンにプレッシャーを掛けるために、「ワンアーム」または「ハーフアーム」で守ることが求められる。(→タイトディフェンス)
ボックスアウト【Box out】
相手の選手がゴールに近づけないように体で壁を作ること。(同:スクリーンアウト、ブロックアウト)
ハンズアップ【Hands up】
手を上げること。
「ハンズアップ」には以下の効果があります。
- 守っている範囲を大きく見せる
- ボールに反応して素早く手を動かすことができる
- オフェンスの視線を遮る
クローズアウト【Closeout】
ディフェンスの選手がボールマンとの間合いを詰めること。
「ハーキー」【Hockey】:足を左右交互に細かく速くステップすること。「ハーキー」は主に「クローズアウト」の時に、カウンタードライブに対応するために用いることが多い。(同:スタッターステップ、フットファイヤー)
スライドステップ【Slide step】
横方向に左右の足を交差させずに移動するステップ。
クロスステップ【Cross step】
横方向に左右の足を交差させて移動するステップ
コンテイン【Contain】
ディフェンスの選手がオフェンスの選手と一定の距離を保ちながら継続的に守ること。
ヘジテーション【Hesitation】
ボールマン以外のディフェンスの選手が、ボールマンのドライブを止めるためにゴールラインにカバーに入り、ドライブが止まったら元のマークマンに戻る動き。(同:ヘッジ、スタント)
ディナイ【Deny】
ボールマン以外をマークする選手が、ボールマンからのパスが自分もマークマンに渡らないようにパスコースを塞ぐ守り方。(同:ディナイディフェンス)
サギング【Sagging】
ボールマン以外をマークする選手が、 ボールラインまで下がって守ること。(同:サグ、サッグ)
ジャンプトゥザボール【Jump to the ball】
ボールマンをマークする選手が、パスに飛びつくようにしてポジションを変える動き。
コンテスト【Contest】
シュートにプレッシャーを掛けること。(同:シュートチェック)
バンプ【Bump】
ディフェンスの選手がオフェンスの選手の進行方向にポジショニングして接触すること。(同:ボディーチェック)
ディフレクション【Deflection】
ディフェンスの選手がドリブルやパスのボールに触ることで、ボールの軌道を逸らすこと。
ディフェンスの戦術用語
タイトディフェンス【Tight defense】
オフェンスの選手に接近して守ること。(対:ルーズディフェンス)
- 「トラップディフェンス」【Trap defense】:コフィンコーナーに追い込んでダブルチームを行うなど、あらかじめ罠をしかけてミスを誘う守り方。
- 「ダブルチーム」【Double team】:2人でボールマンを守ること。
ルーズディフェンス【Loose defense】
オフェンスの選手と一定の距離を開けて守ること。(対:タイトディフェンス)
1線
ボールを持っている選手を守る選手。
「ボールマンマンディフェンス」=「ボールを持ている選手を守る」
3線
「ツーパスウェイ」をディフェンスする選手。
セーフティー 【Safety】
オフェンスの際、攻守の切り替え(トランジション)に備えて、あらかじめ後方で待機すること。
ハーフコートマンツーマンディフェンス【Half court man-to-man defense】
フロントコートではディフェンスをせずに、バックコートだけでディフェンスをする方法。(同:ハーフコートディフェンス)
「ハーフコートディフェンス」は、勝っているときに、速攻のリスクを防ぎ、スタミナを温存するために使用することが多い。
フルコートプレスディフェンス【Full court press defense】
フロントコートから積極的に「プレスディフェンス」(プレッシャーを与えるディフェンスの方法)を仕掛ける守り方。(同:フルコートプレス、オールコートプレスディフェンス、オールコートプレス)
「フルコートプレスディフェンス」は、負けているときに逆転を狙い仕掛けることが多いが、速攻のリスクがある上、スタミナを消費する。
ルーズボール【Loose ball】
どちらのチームもコントロールしていないボールのこと。(同:ニュートラルボール)
ファイトオーバー【Fight over】
ボールマンのディフェンスの選手がスクリーンを受けたとき、スクリーナー(スクリーンを仕掛けた選手)とボールマンの間をすり抜けること。(同:オーバー)
- 「フォロー」【Follow】: ボールマンのディフェンスの選手が ボールマンの後ろを追いかけるようにスクリーンを避ける動き。
- 「ブリッツ」【Blitz】:ボールマンに対して、ボールマンのディフェンスの選手とスクリーナーのディフェンスの選手でダブルチームに行く守り方。
- 「アイス」【Ice】:ボールマンディフェンスがスクリーナーとボールマンの間に入り、ボールマンをサイドライン側に誘導する守り方
スライドスルー【Slide through】
ボールマンのディフェンスの選手がスクリーンを受けたとき、 スクリーナー(スクリーンを仕掛けた選手)とスクリーナーのディフェンスの選手の間をすり抜けること。 (同:アンダー)
「サッグ」【Sag】:スクリーナーのディフェンスの選手が下がって守ること。
スイッチ【Switch】
ディフェンスの選手がそれぞれのマークマンを交換すること。
ローテーション【Rotation】
「ヘルプディフェンス」などの際、選手の移動に伴って、ポジションおよびマークマンを循環させること。
ヘルプディフェンス【Help defense】
他の選手がマッチアップしているボールマンを守る動き。(同:カバー、サポート)
ゾーンディフェンス【Zone defense】
ディフェンスの選手がコート上のエリアを分担して守るディフェンス戦術。
マンツーマンディフェンス【Man to man defense】
ディフェンスの選手がそれぞれマークマンを決めて、1対1で守るディフェンス戦術。
ファネルディフェンス【Funnel defense】
ボールマンをミドルライン側に誘導するような守り方。(同:ノーベース)
「ディレクション」【Direction】:オフェンスの選手の進行方向を限定する限定する守り方。
ファンディフェンス 【Fan defense】
ボールマンをベースライン側に誘導するような守り方。 (同:ノーミドル)
「ディレクション」【Direction】:オフェンスの選手の進行方向を限定する限定する守り方。
ダブルダウン【Double down】
ポストマンを2人で守ること。
「ダブルチーム」【Double team】:2人でボールマンを守ること。