審判とのコミュニケーションはTO(テーブルオフィシャルズ)にとって重要です。審判のシグナル(ジェスチャー)を覚えて、TOとしてレベルアップしましょう。
審判のシグナルの中でもTOへの合図のことをレポートと呼びますが、この記事では、TOの仕事をするために最低限必要な審判のレポート動作を動画付きで紹介します。
※本記事はGIFアニメとJavascriptを使っているので、少し重たいかもしれません。
OFFICIAL'S MANUAL 2021を参考に記事を作成していますので、TOの方だけでなくバスケの審判を勉強中の方にも参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧になってください。
クロックに関するシグナル
TOのタイマー担当がゲームクロックを止めたり、動かしたりするときは自分で判断するのではなく、審判のシグナルを見て行います。
ファウルでゲームクロックを止めるシグナル
ゲームクロックを止めるシグナル
プレーヤーの番号に関するシグナル
スコアラーやアシスタントスコアラーにとって、ファウルをした選手の番号を正確に記録することは重要です。必ず審判のハンドシグナルを覚えましょう。
得点に関するシグナル
スコアラーとアシスタントスコアラーは得点ごとに、得点が認められたかどうかということと、何点加算すればいいかを把握しなければなりません。
スコアやプレーのキャンセルのシグナル
1点、2点の得点を示すシグナル
3点を示すシグナル
選手交代とタイムアウトに関するシグナル
選手交代やタイムアウトはベンチからTOに直接申し入れるので、審判とのコミュニケーションは特に重要です。すべてのTOメンバーがしっかり理解しておきましょう。
選手交代のシグナル
タイムアウトのシグナル
ディフェンス側のファウルに関するシグナル
ショット動作中のファウル(バスカン)のときのシグナル
ショット動作中のファウル(バスカン以外)のときのシグナル
ショット動作中以外のファウル
オフェンス側のファウルに関するシグナル
特殊なファウルのシグナル
「テクニカルファウル」、「アンスポーツマンファウル」、「ディスクォリファイングファウル」これらのファウルはめったにないファウルですが、だからこそ知っておかないと、いざスコアシートを書くときに焦ってしまいます。
フリースローに関するシグナル
フリースローが何本あるのかを示します。得点だけでなく、タイムアウトや選手交代のタイミングなどに関わります。
その他の知っておくべきシグナル
攻撃方向を示すシグナル
「アウトオブバウンズ」や「ヘルドボール(ジャンプボールシチュエーション)」のあとに次の攻撃方向を示します。ボゼッションアローを操作しているスコアラーやアシスタントスコアラーは必ず確認しましょう。
ショットクロックのリセットをするときのシグナル
審判は主にスローインを手渡す前にショットクロックの状態を確認するので、ショットクロックのリセットが必要なときは合図があります。ショットクロックオペレーターは必ず理解しておきましょう。
「OK」という意味のシグナル
例えば、ショットクロックリセットのシグナルを受けて、ショットクロックオペレーターが適切にショットクロックをリセットしたことを審判が確認できたときにこのシグナルを出します。
ビジブルカウント(秒数を数える動作)
主にスローインの「5秒バイオレーション」を計測するときのシグナルです。